国土交通省新技術情報提供システムNETISに記載(震災復旧・復興支援技術ページにも記載)されています様に、カクスルーはアルミとステンレスのみで構成していますので官庁営繕資料により耐用年数は40年であり、他の塀構造に対する経済優位性があります。(2024年5月9日経済優位性NETIS追記)ブロック塀や鉄筋コンクリート塀(耐用年数30年)・鋼製フェンス(耐用年数25年)を含む様々な塀の中で、ライフサイクルコストが最安価なのです。 価格表記載の製品単価は、標準品が20m一連以上の場合を仮定して、算出致しております。 財)建材試験センターに於けるJIS準拠鉛直荷重試験状況 規定荷重1470N(試験荷重2943N 中間値 異状なし) JIS準拠水平荷重試験 規定荷重490N(試験荷重849N 中間値 異状なし) (財)建材試験センターに於けるJIS準拠衝撃試験(衝撃体75.7kg)異状なし 上記試験結果より、カクスルーGW2は歩行者・自転車用転落防止柵用P種強度を有します。 大和塀Y型及びWSパネル型使用板材の簡易荷重試験 組み合わせ式板材を胴縁に、タッピングビス又はブラインドリベットで固定し、もう片面の板材を差し込み組み合わせます。 頭を色補修したステンレスタッピングネジΦ4mm*20mm(2本/片方)で上下止材C18mm*10mm*2mmを固定します。 W型・Y型では最も広い胴縁内々寸法420㎜で、砂利袋15kg*2袋(294N)を中央集中荷重しています。異常はありませんでした。 45㎜口の木材1本で、中央集中荷重です。 カクスルーは、標準品及び非標準パネル・支柱を全て工場加工した上で、御届け致します。 フェンス延長方向傾斜対応策例 フェンス延長に於ける水平方向変化点対応例 胴縁加工により支柱片面当たり左右8°までの角度には対応可能ですが、それ以上の角度の変化点の場合には、ステンレスヒンジに依る対応となります。 (ステンレスヒンジの場合は、別途御見積りさせて頂きます。) 支柱1面当たり8°まで対応可能です。 カクスルーGWパネル構造 (全方向100%目隠し通風機能構造 開口率10.3%) 通風性が有るので、カクスルーを建築物に近接して設置しても湿気が建築物に悪影響を与える度合いを少なくする事が可能です。 〇設置延長と製品パネル設置の整合標準パネルでは設置延長に合わない場合には、単独或は複数パネルの長さ・桟配列を調整し対応します。 カクスルーGパネル構造 (全方向100%目隠し通風機能構造 開口率16.8%) 海の港で使用される渡り板です。鉄部分は錆びて形が有りませんが、アルミ製本体には目立った劣化が有りません。 G・GS・GW・GWS・P・PSタイプは、写真のキャップ固定皿ネジ頭部のみ製品外部に露出する構造です。 カクスルーは、耐風設計において建築物に近接して設置する場合の安全率低減は行っておりません。 カクスルーの製品納期は、数量に依りますが基本的におよそ2週間~40日間程度となります。